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Also Sprach Mkimpo Kid

1997年10月11日(土)

 昨日、ICBL(The International Campaign to Ban Landmines)とそのコーオーディネイターであるジョディ・ウィリアムズが今年度のノーベル平和賞を受賞したという報道があった。昨日は夕刊がなかったのでよくわからなかったが、今日の朝刊で見たら、ジョディ・ウィリアムズって女性だったんだね。VVAF(The Vietnam Veterans of America Foundation)のスタッフだっていうから、てっきり男性かと思っていた。
 日本政府はこれを機会に平和・軍縮問題にもっと積極的に関わってもらいたいね。


1997年10月12日(日)

 僕は参加してないけど、「エコライフ100万人の誓い」に参加しよう。


1997年10月13日(月)

 小泉純一郎厚生大臣が昨日のTV番組で、橋本龍太郎総理が自民党内の族議員たちに妥協して、行政改革の柱である郵政3事業民営化の方針を撤回するようなら、橋本内閣の存在価値はなくなり、自分は閣僚を辞任する、と語っていた。小泉はいつも歯切れよく、好き勝手なことをずけずけと言うから面白いね。
 世論調査じゃ郵政民営化には反対の意見が多いらしいけど、世論調査なんてもともと信用してないし、地方、特に過疎地の人たちが困るというけど、それも本当かどうか疑わしい。一部の人たちのでっちあげかもしれないし、僕は全然、困らない。
 国鉄・電電公社の民営化だってそれなりにうまくいったんだし、郵便局も民営化した方がいいんじゃないのかね。少なくともそれで財投の無駄づかいはなくなるだろう。将来の増税も回避される。
 頑張れ、小泉! 応援レターはここここまで。


1997年10月14日(火)

 「週刊現代(9/13)」の「早稲田大学はついに三流大学に成り下がった!?」という記事に対して、大学側が自分のホームページ反論を始めた。
 興味のある人は読んでみよう。


 「V6」という忍者のページは大いに笑える。でもわけがわからん。


1997年10月15日(水)

 日本政府が対人地雷全面禁止条約に署名する方向で動き始めた。小渕恵三外務大臣、頑張れ!
 地球温暖化防止京都会議(COP3)まであと47日、世界に何らイニシアティヴを示すことのない今の日本案では、政府に国連安保理常任理事国入り云々を主張する資格はない。意見はこちらまで。


特報 !!

 ムキンポ小僧の入院治療計画決定 

10月30日(木)午前中に入院
当日、局所麻酔にて手術
(左肩に入ってる1/3円プレートと
それを留めてる4本のネジを抜く)
翌日退院


お見舞いするなら今のうちだぞ!

☆4月8日の日記☆



1997年10月16日(木)

 実に3か月ぶりくらいで Press Room を訪ね、Misanthropic Voice からいくつか読んだ。相変わらずいいこと書いてるね。

97/08/20 MSNニュース&ジャーナルに寄稿するという皮肉な事態
97/08/27 立花隆は知的アクセサリじゃない!(MSN)
97/09/20 佐藤総務庁長官よ、「自発的辞任」要求なんかで辞めないで(MSN)
97/09/30 幸せな結婚、温かい家庭なんてマヤカシだぁ(MSN)

1997年10月17日(金)

 朝日新聞朝刊の第2社会面によれば、酒鬼薔薇少年は「見たものを写真撮影するように記憶できる『直観像』素質を持ち、この特性が犯行の一因になったと精神鑑定書で指摘されていたことが16日、わかった」 これは「天才型」の人に多いんだと。

〈直観像〉 心理学用語の一つ。以前に見たものが、まるで目の前にあるかのように鮮明に見える現象。「残像」や空想とは異なり、数時間後や数日後、あるいは数年後でさえ、一度見たものが原色で正確かつ明りょうに再現される。(朝日新聞)

 しかし朝日の夕刊の記事のなかでは「直観像」について一言も触れられてなかったし、神戸新聞、讀賣新聞、産経新聞にもざっと眼をとおしてみたが、やはり「直観像」についての記述はなかった。6時からテレビ朝日の神戸家裁における少年に対する処分決定の審判(関東医療少年院送致の保護処分)の報道を見ていたが、「直観像」についての言及はなかった。朝日新聞はまたポカをやったんじゃないだろうな。
 それはいずれ明日までにはわかるのだろうが、それにしても「直観像」とは本当だったら、凄い能力だね。僕なんかよほどの美人でもない限り、5.6回顔を見ても憶えられない。
 これは「直観像」とは違うのだろうが、たとえば浅田彰の記憶力なんか並大抵じゃない。講演なんか聴きに行っても、年代とか地名とか人名とか書名とか細かいことまで実によく憶えているし、そのまま活字にしても僕の文章よりかはるかにまとまりがある。
 ああ、僕も「直観像」が欲しい。
 産経新聞によれば「少年は『二月の事件で落とした良心を警察につかまって、その良心をまた拾った気がした』とも供述していた」んだと。 


1997年10月18日(土)

 朝日新聞の夕刊によると、「『好きな服を着ることは生徒の基本的権利』のはずだったが、学力を引き上げ、校内暴力を抑えるため、『目に見える規律』として制服を採用する公立学校が増えている」んだと。ただしこれはアメリカでの話。
 1月ほど前には京都府立桂高校で校長が生徒の意向を無視して、制服導入を強行したことに対して、かなり批判的なトーンの記事を書いてたのに、これはどういうバランス感覚なんだろう? 同校の生徒有志が国連の子どもの権利委員会(ジュネーヴ)で意見表明することを誇らしげに報告してたのに。
 アメリカは子どもの教育に見事に失敗した「犯罪大国」である。しかも野蛮なカウボーイ集団 NRA を中心とする保守派は建国時代の「インディアン」虐殺だけでは飽きたらず、銃規制強化にあくまで抵抗して、アメリカの「自由」を死守するつもりである。こんな国だからこその公立校への制服導入だろう。
 話は少し展開するが、欧米(特にアメリカ)の例を引き合いに出しての少年法改正の論議はまったくおかしい。仮に少年法改正が必要にしてもだ。欧米こそが日本の犯罪率の少なさから学ぶべきなのである。
 青森県三沢市議会が伊藤裕希議員にネクタイ着用を強制したなんていう話題も6月にTVのワイドショウで取りあげられていた。
 世界中で「土人の国」化が進行しているんだろうか。




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