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Rooftop

ムキンポの鼻☆スペリオール



2009年7月号

連載第60回

「日の丸穢すな在特会」

6/13（土）から6/14（日）にかけて1泊2日で京都に行ってきました。6/13は昼前から夕方まで「外国人排斥を許さない６・１３緊急行動」に参加して、在特会主催の「６・１３外国人参政権断固反対！京都デモ」を粉砕してきました。 　集合時間である午前11時ちょっと前に三条京阪駅に着いて、集合地点である三条河川敷へと向かうべく地上へ出た途端、目に飛び込んできたのがこの銅像です。高山彦九郎って誰だか知らないし、何を土下座してるのか、と思ってたのですが、写真を公開するに当たり、ちょっと調べてみたら、土下座じゃなくて、「皇居望拝之像」なんだそうです。えー、だったらなおさら載せなきゃ。当たり前と言えば当たり前ですが、皇居と言っても京都御所のことなんですね。望拝って、初めて目にする言葉だけど、遙拝とは違うんでしょうか。 　前段集会の合間に、日の丸を掲げてるこの青年と河川敷でちょっと話してみましたが、見た目どおりの保守の方のようです。在特会の連中に言わせれば所詮「綺麗事保守」ってことになるのかもしれませんが、彼らこそが「破廉恥保守」なのです。こういう方がどんどん出てきてくれると心強いですね。左の人間だけでやっていては運動に限界がありますから。しかしこちら側は日の丸大嫌いの人間も多いので、排除されないといいが、と思ってましたが、まったくの僕の杞憂でした。行動後の河川敷での交流会にもずっと参加してました。 　東京からも10人以上が京都行動に参加しました。あちらの発表でも172名対220名、こちらの発表ではこちらは「最終的には300人ほど」とのことですから、モラルの面ではもちろんですが、人数の上でもこちらが完全に彼らを圧倒しました。「ルーフトップ」5月号に書いた4.11蕨行動のリヴェンジってわけでもないですが、いくらか胸がすっとしました。 　緊急行動を終えて、しばし河川敷で交流した後、友人たちと京都の街の散策に出かけました。京都大学のUnion Extasy くびくびカフェでお茶を飲んでたら、昼間のデモで見かけて個人的に注目してた赤うんこ（？）旗＋蝶ネクタイ姿のハタ坊おねえさんがまんまの姿で自転車を転がしてやって来るのをお見かけしました。世間は狭い。早速、小道具をお借りして記念撮影しました。天国の赤塚不二夫先生もさぞかし喜んでくださっていることでしょう！

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