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Also Sprach Mkimpo Kid


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1999年10月01日(金)

 東京地検はなぜ今日、サッチーの不起訴処分(嫌疑不十分)を発表したのだろうか。東海村臨界事故のお蔭で新聞もTVも中国建国50周年でさえ思いのほか扱いが小さい。他にも本来なら今日はお約束のニューズがいろいろとあった(内閣改造、株式売買委託手数料自由化、介護保険認定手続き開始、インドネシア国民協議会開始・・・)。5月29日の下関の通り魔事件などまるで遠い過去のできごとのようだ。それに明日は土曜日、明後日は日曜日でワイドショウもない。あとは暴力団に複数流れたというサッチーと野村監督がそれぞれに男/女と絡むらしいベッドルームでの盗撮ヴィデオの威力を信じるしかない。

 ほんとは僕も今日はサッチー不起訴の報道よりも、東海村臨界事故の報道の方に関心があった。施設から半径10キロ以内にある9市町村の住民約31万人に出された屋内退避要請は解除されたが、施設から350メートル以内の住民に対する避難措置はまだ有効のままである。350メートルという数字にはいったいどういった根拠があるのだろうか。351メートルだったら安全なのか。僕だったらしばらくは旅にでも出て帰ってこない。明日は土曜日なのに国公私立の計217校が授業を再開するそうだ。貧乏性というか、まことにご苦労さまなことである(それとも子どもたちが家にいると面倒をみるのがたいへんなので、学校に世話を押しつけるのだろうか)。「急病人1人の出動」と言われて、防護服なしで駆けつけて被曝した救急隊員もいたそうだ。

1999年10月03日(日)

 JCO東海事業所には何年も前から「裏マニュアル」が存在し、しかも今回の事故では、作業員がこの裏マニュアルにさえ違反する形で作業をして、臨界事故が引き起こされた、JCOから約1キロ離れたところにある三菱原子燃料では、たとえ作業員がウランの流入量を間違えたとしても、臨界状態に至ることのないシステムが稼働しているのに、JCOにはそのようなシステムが導入されていなかった、そもそもこのような杜撰な管理が常態化しているJCOに事業許可を出した国に責任がある・・・・・・いろいろのことが言われているが、今回の事故は起こるべくして起きたし、むしろこの時期に起きてよかったとさえ言えるかもしれない。もちろん被曝した作業員や近隣の住民、「てんかんの症状」との救急要請で防護服なしに現場に駆けつけ被曝したという3人の消防隊員らにはたいへんに気の毒だが、幸い(と言っては語弊があるだろうが)、チェルノブイリ原発事故のレヴェル7、スリーマイル島原発事故のレヴェル5と較べると、今回の事故は今のところレヴェル4とされている(#)。科学技術庁はJCOの事業許可取り消しを検討しているそうだが、たとえ原子力行政に何年もの遅滞が出たとしても、これで関係者全員の過信が解かれ、安全への意識が高まり、このままいけば将来起きていたかもしれない最悪の事態が回避され得たのだとすれば、今回の事故もまったくのムダではなかったと言えるだろう。

Yomiuri On-Lineの10月7日の記事には、“科学技術庁は六日、これまで暫定的に「レベル4」(略)としていた原子力事故国際評価尺度を、「レベル5」(略)に一段階上げる方針を固めた”とあったが、朝日新聞の10月21日付朝刊「みんなのQ&A」では“最終的に一段階上のレベル5と評価される可能性はゼロではない”とあり、まだ評価は確定していないようだ。

1999年10月20日(水)

 「週刊プレイボーイ」11月2日号で、大川興業総裁・大川豊のインタヴューに答えて、西村眞悟が実に愉快な発言をしたということで、昨日から話題になっている。「読んde!! ココ Ver.5.02 体験版」をダウンロードして、全文を転載しようと試みたのだが、技術力が低くてうまくいかない。とりあえずasahi.comとYomiuri On-Lineに掲載されていた発言要旨を載せておくので、まだ読んでない人は大いに笑って明日を生き抜く糧にしてください。〔asahi.com〕 〔Yomiuri On-Line
 本質的に痴漢が政治家やっているだけで、この政治家がいま急に痴漢になったわけではない。非公式な場も含め、彼は昔からセクハラ発言がすごかった。「女は安保なんて考えなくていい」とか、女性を性欲の対象としか見ない発言がたくさんあった。小渕首相自身、核武装発言も含め、こういう好戦的で女性べっ視のマッチョ思想に本音のところで共感しているから、それが問題だという認識さえなかったのではないか。この内閣がそういう男たちの集団だと思われても仕方あるまい。
 朝日新聞夕刊に載っていた辛淑玉のコメントを「読んde!! ココ」で拾ってみた。新聞だとうまくいくみたい(2か所しか直してない)。

1999年10月21日(木)

 産經新聞の今日の「主張」によると、防衛政務次官を辞任した西村眞悟の発言は「憂国の思いにかられての問題提起であったことは間違いない」ようだ。ぷぷ。

1999年10月23日(土)

西村真悟議員辞職のアピール
潜在的強姦魔には、立法者の資格があるか!?



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