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どんな問題だかよくわからないけど、「東京の都立高校の卒業・入学式での国旗掲揚・国歌斉唱率が全国一低い問題(産經Web)」という問題があるらしい。ハタ坊くんはそんなに「ちみが代」を歌いたいんだったら、ハタ坊カラオケでもつくって、死ぬまでそこで歌っててほしい。 今日は映画ファン感謝デーだそうだけど、ハタ坊くんにはこんな映画でもどうだ? 県教委は午後、辰野裕一県教育長らが記者会見し、「世羅高校の皆さんには、校長先生の自殺の動揺を乗り越えて協力していただいた。法令にのっとった公教育の確立に向けて一定の結果が出せたと思う」と話した。(asahi.com)「法令にのっとった公教育の確立に向けて一定の結果」って何のことだ? 校長が自殺したってことか? |
政府は三日、日の丸・君が代の法制化問題で、教育現場などに日の丸掲揚や君が代斉唱を義務づける条項を盛り込まない方針を固めた。(Yomiuri On-Line)先月28日の広島の県立高校の校長の自殺をきっかけとして、俄に「日の丸」「ちみが代」法制化への動きが高まっている。小渕恵三首相は「学習指導要領だけでこういうことを校長に負荷することがいいのかどうか(asahi.com)」と語ったそうだが、国旗・国歌の法制化と学校現場へのそれらの押しつけとは別次元の問題である。僕は「日の丸」「ちみが代」の法制化そのものに反対だが、仮に法制化されたとしても、それらを教師や生徒に強制すべきでない。入学式や卒業式の実施の仕方は全面的にそれぞれの学校の自主性に任せるべきである。日の丸旗之助くんたちの多く通う学校では、生徒会や職員会議で話し合って、みんなで「ちみが代」を歌うのもいいだろうが、入学式や卒業式なんて初めから一切やらなくたって、別段、一向にかまわないのだ。
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広辞苑第四版には国花について「わが国の桜または菊、中国の牡丹、韓国のムクゲの類」とあるが、日本の国花は桜でも菊でもどちらでもよいということだろうか? 国鳥をキジと定めた法律というのはあるのだろうか? 国技を相撲と定めた法律というのはあるのだろうか? 国号を日本国と定めた法律というのはあるのだろうか? 日本語を国語と定めた法律というのはあるのだろうか? そのうち国是や国益や国体や国風や、ついには国民/非国民の別についてまで、彼らは、法定せよ、と言い出すのだろうか? |
今年から日記のページ更新を月1回に変更したら、途端に今月は1日、3日、4日と書いて、それ以後、本日までサボってしまった。 今日は宮崎学の『地獄への道はアホな正義で埋まっとる』(太田書店)という本を読んだ。帯には“「これは、中坊公平型「正義」との戦争や”と書いてある。中坊公平とはもちろん菅直人と並んで、現在、「次期総理大臣になって欲しい人NO.1」の呼び声高い日弁連・元会長、住管機構・現社長である。 麻原彰晃の主任弁護人を務め、長年、日本の死刑廃止運動をリードしてきた人権派の弁護士・安田好弘が、昨年12月、住管機構に絡む別の強制執行妨害容疑事件で逮捕された。 宮崎は本書の中で、中坊を徹底的に批判し、安田を全面的に擁護支援している。本書を読む限り、僕も宮崎の主張にはそれなりの理があると感じる。ただし感じるだけで、僕の知識では最終的に判断するところまではいかない。 本書のなかで中坊と野中広務との人物比較をしている箇所がある。この辺はなかなかに面白い。それによると2人とも「京都方式」で現在の権力の座を手に入れたということである。「京都方式」とはつまるところ左右への幅広い人脈構築(「特に左翼系の人間をうまく使える」能力)ということらしい(この辺のことは120ページ前後くらいに書いてある)。 野中が被差別部落出身ということは以前に『噂の真相』だかで読んで知っていたが、それとは対照的に、中坊の家は京都の「権門」だそうである。中坊の母親の叔父は聖護院の住職で、中坊自身、日弁連の会長になったとき、聖護院で得度を受けたらしい。「これはたんに山伏が好きでなったという酔狂ではなく、権門としての歴史と遺産を背負うという宣言みたいなもんや」ということである。 たぶん、明日に、つづく。 |
いきなり話を端折るようだが、昨日、僕が書きたかったことは、一言で言うと、一般に「正義」と呼ばれているものが、どの程度、真実に「正義」を体現していると言えるのか、ということである。 たとえばNATO軍のユーゴスラヴィア空爆。湾岸危機の当初からアメリカ軍のイラク攻撃には断固、反対していた僕も今回は未だに態度を明らかにできないでいる。ビル・トッテンの明快な態度表明は羨ましく思うが(「バルカン問題: アメリカはコソボの呪縛にとりつかれている」)、限られた情報のなかで僕にはどちらに理があるのか今のところ判断ができない。 こういうときには僕はとりあえず態度を保留して、それについてはなるべく大声で語らないようにしている。別段、僕は如何なる意味においてもオピニオン・リーダーなどではないのだから、それこそが個人として最低限の誠実な態度といえるのではないか。 安保防衛問題しかりである。僕は軍事というものがからきしわからない。基礎的知識に欠けているし、そもそも基本的に興味がない。この前のテポドン騒動にしろ、今回の不審船領海侵入事件にしろ、ああ、またハタ坊くんたちが興奮するための恰好の材料が提供されたな、とは思うけれど(たとえばこの記事)、ただそれだけのことである。危機感などほとんど感じないし、まるで遠い国のできごとである。 ところでちょっと唐突のようだが、今日は「空の怪獣ガメラ掲示板」に朕くんのなかなか面白い投稿があったので、一部ここに転載して保存しておこう。 「茶喫族民」ヲ。あは、あは。 |
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