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| 浜っ子先生の指導を受けて、リモート・ホストが画面に表示されないよう改造した新しい掲示板（MiniBBS
v9.03 浜っ子改）を制作中。タイトルは未だ仮称だが、「銭亀屁次捕物控（歴史認識）」を考案中。URLはいずれ公開するので、乞うご期待。「銭亀屁次」公開とともに「亀王」と「カメハメハ」の旧ヴァージョンは閉鎖する予定。 |
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昨年末に解散した人気ロックグループ「Ｘ ＪＡＰＡＮ」の元ギタリストのｈｉｄｅ（ヒデ、３３＝本名・松本秀人）さんが２日朝、東京・港区内の自宅マンションで首つり自殺を図り死去した。（日刊スポーツ 5/3）昨日か一昨日の朝、布団のなかで半分まどろみながらTVをつけて聞いていると、hideの弟だかマネジャーだかという男が、兄（彼？）の死は自殺ではなかった、事故だった、というようなことを記者会見の席で話していた。何しろ朝はいつもながら寝惚けているので、正確なところは理解しなかったが、リポーターやコメンテイターたちがすかさず、自殺でなく事故ということであればせめてもの救いですね、というようなことをステューディオで話し合っていた。そのあと、hideのファンへのインタヴュー画面に切り替わった。彼らも、hideは人の命をとても大事にする人間で、自ら命を絶つような卑怯者ではない、あれは事故死だった、と断言していた。 僕は、自殺でなく事故死だとなぜせめてもの救いになるのか、全然、理解できなかった。自殺は自ら決意して死ぬことで、自らの主体的選択である。事故死こそ不本意な死、理不尽な死ではないのか。僕も若い頃、自殺ということについては幾度も思いを巡らせたことがある。結局、ただの1度の自殺未遂にも至らなかったが、自殺は人生の選択肢として充分にあり得ることだと思っている。自殺するつもりになれば、その前にいろいろと試せるはずだ。たとえば極端な話、人を1人くらい殺してから自殺することだって不可能ではない。事故死の場合は（もし即死なら）、自分の死に対して、事前に準備することは一切できない。遺書の1通さえ残すことはできない。自殺願望はあるが、自らそれを決行するだけの勇気のない者が、交通事故で死んだというような場合になら、いくらかの救いはあるとも思うが。 |
| 生命に等級があるかないかは立場によってあるともないとも言える。根源的な立場にたてば、生命に等級はないし、そもそも生命に（絶対的）価値があるかどうかさえ疑わしい。この立場からは、人間に対する殺害も強姦も拷問も一概に否定はできない。文化も含めてすべては自然の一部であり、すべて世はこともなし、あるがままにすべてはただあるだけ、生起するだけである。起こったことはすべて単に起こったこと、それに善悪の価値づけを行うのは、人間の脳力の空回りに過ぎない。 しかしこれを認めてしまえば、人間社会はやがて崩壊する。あたかも生命に価値があるかのように振る舞うこと、人間と他の生物との間に一応の線引きをすること、これは人類が生き延びるための知恵である。 アトムは無数であるが、そのうち球形のものが火であり、魂である。人の慣わしで甘さ、人の慣わしで辛さ、人の慣わしで温さ、人の慣わしで冷さ、人の慣わしで色。しかし真実にはアトムと空虚。（デモクリトス） |
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