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例えばわしに対する批判・中傷・やっかみは言いたい放題なされるがみんなよく『ゴー宣』を読んでいる確かに僕も『ゴー宣』はいつも読んでいる。といっても『SAPIO』でリアルタイムにじゃなくて、単行本になってからだけどね。小林くんが王様だとは全然思わないけど、マンガ家としてはなかなか才能があると思うよ。でも小林くんが上に述べてることはほとんど小林くん自身にも当てはまってるね。「ミギだ、ヒダリだとしゃらくせえ！」の言論人たちの発言をよくチェックして、悪口雑言罵詈譫謗をお笑いにくるんでうまくまとめてる。小林くんはなかなかの勉強家だ。僕も小林くんのそういうところは見習おうと思う。でも本当のことを言うと、今までの習慣でついつい買ってしまうけど、最近、ちょっと『ゴー宣』には飽きてきてるんだ。 |
民主党と平和・改革は６日、定住外国人に地方自治体の首長や議員の選挙権を与えるための法案を衆院に提出した。地方参政権は韓国政府が求めていたもので、両会派は金大中大統領の訪日前に法案を提出しようと準備を急いでいた。（asahi.com）まあ、常識的に考えて、こんな法案が成立する見込みは少ないのだろうが、僕は基本的に定住外国人（「デニズン」というらしい）に対する地方参政権の附与に賛成である。狭い日本ではあるけれど、さまざまな肌の色・髪の色の人びとが混住するのは楽しい。どうせ隣り合わせで住むならば、お互いに少しでも快適に暮らしたいと思うのが、人情である。地方自治における日本人と定住外国人との間の平等な権利義務関係は相互理解のための一里塚となるだろう。もちろん生活習慣の違いや言語疎通の困難からトラブルも多く発生するだろう（在日コリアンの場合にはこれらの問題はあまりないだろうが）。日本人同士、しかも家族の間でさえ諍いは多いのだから、これは当然のことである。 とここまで書いてみたが、ここでいう「定住外国人」とは何なのか、実のところ僕はよく理解していない。明日の新聞に詳しく書いてあるかな？ |
朝日新聞を読んだ限りでは「定住外国人」に関する具体的説明はなかった。代わりに朝刊の1面トップは「指紋押なつ制度全廃へ――外登法改正の方向 法務省 通常国会に提出準備」という記事だった。外国人登録法で定められた在日外国人の指紋押なつ制度について、法務省が全廃する改正案を次期通常国会に提出する準備をしていることが明らかになった。指紋押なつをめぐっては、１９９２年の法改正で在日韓国・朝鮮人を中心にした特別永住者らに限って廃止されたが、その他の定住者らにはなお、押なつ義務が課せられている。法務省内では「人権上、区別なく一律に押なつ義務を撤廃すべきだ」との意見でほぼ一致したという。実現すれば、義務を免れる対象者は約６０万人に及ぶ。警察庁などには治安上の理由からの反対論もあり、法務省は慎重に調整を進めている。指紋押捺制度は僕にはあまり有意義な制度とは思えない。自分自身は指紋の押捺に特別の忌避感はないが、治安維持の観点からもそれほど有効とは思えないし、反対論が根強いのなら撤廃は当然のことと思う。 今日は韓国の金大中大統領来日とかいうことで、昼間、うちの近所でも街宣右翼が何かわけの分からないことを気狂いのように大声でわめいていた。おまえら、早く死んで欲しい。 Yomiuri On-Line によると、アムネスティ・インタナショナルは6日、米国内で広範な人権侵害が行われているとして1年間にわたる改善キャンペーンを行うと発表したそうだ。スーダン・アフガニスタンへのミサイル爆撃など米国内よりむしろ米国外での広範な人権侵害を問題にして欲しい。 |
産経新聞の「主張」に民主、新党平和両党共同提案の「地方公共団体選挙権付与法案」に関する解説が載っていた。法案では、入管難民法の永住資格を持ち三カ月以上同じ市町村に住む二十歳以上の外国人を対象に、知事、市町村長、議員の選挙のほか、条例の改廃や制定請求などの直接請求権も認める。さらに、選挙の立会人や人権擁護委員、民生委員などへの就任資格を認めることにしている。ただ、被選挙権と国政選挙への選挙権付与は、除外している。（「法案は国際常識に反する」） |
野中広務官房長官は8日の記者会見で、在日韓国人の地方参政権問題について「韓国の金大中大統領が国会演説でもこの問題に触れられたことを重く受けとめたい」と述べ、今後の検討に前向きな姿勢を示した。（朝日新聞）10月6日の日記には「まあ、常識的に考えて、こんな法案が成立する見込みは少ないのだろうが」と書いたが、案外、近い将来、実現するかもしれないね。 |
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