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Rooftop

ムキンポの鼻☆スペリオール



2008年4月号

連載第45回

歩け歩け

3月8日（土）から3月9日（日）にかけて連チャンで4つのデモに参加した。 　3月8日、まずは「PEACE MARCH for TIBET」。1959年3月10日のティベット民族蜂起を記念して毎年この時期に行われている。新宿公園から新宿駅南口を通って新宿中央公園までカラフルな雪山獅子旗をなびかせて歩いた。このときはまさか中国政府によるティベット弾圧がその後1週間足らずで起こるなんて想像もしてなかった。去年秋はビルマが荒れたけど、今度はティベットかよ。 　ティベット・ピースマーチの後は水道橋の「国際婦人デー ３・８ 東京集会」に向かった。1時間くらい遅れて着いたけど、僕の場合、特に予定がなくても前段集会が終わる頃に到着してデモだけ参加という行動パターンが多い。この日の集会には100人以上参加してたと思うけど、なぜかデモにはその半分くらいしか参加してなかった。僕と行動パターンがまるで逆だね。なんでだー？　男も女も歩け歩け。 　翌3月9日はまずは池袋で「ホワイトデー爆砕デモ」。非モテ系デモへの参加は前回渋谷での「バレンタイン粉砕デモ」につづいてこれで2度目である。ちょっと意外でしょ。前回、参加人数は少なかったものの、思いの外、沿道への受けがよく、非常に楽しかったので、今回も大いに期待して参加したのだが、参加人数は前回より増え、「カップルは自己批判しろ！」等のナンセンスなシュプレヒコールを大声張り上げて歩くのは楽しかったのだが、今回は前回よりなぜか沿道の人に笑ってもらえる度合いが低かった気がした。街の特性か（民度低い？）。 　その後、渋谷の「マーチ・イン・マーチ 生活と権利のための春の外国人労働者総行動」に急いで向かった。最初から参加してた友人の話によると、前段集会もスピーチやパフォーマンスでかなり盛り上がってたらしい。僕が宮下公園に到着して程なく偶然にムスタファ・ファミリーのアピールがあり、その後間もなく、渋谷一周デモに出発した。外国人が主体のデモでダサいのって見たことない。日本人の運動圏ももっとグッとくるデモを企画しろ。かめよん。からのお願いでした。

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