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Rooftop

ムキンポの鼻☆スペリオール



2005年1月号

連載第6回

ニセ札顛末記、他

どっちがホンモノ？ 　最近、知人から聞いた本当の話だよ。関係者に迷惑がかかるといけないので、具体的な日付、固有名等は省いて、わしが日記ふうの文章にまとめてみた。これには実は後日譚があるんだけど、スペースの関係で割愛。 ○某月某日 　売り上げにニセ1万円札（旧札）が混入？　銀行のATMが受け付けないので、会社に帰ってから手持ちの他の1万円札と比較してみたら、中央の円の中に透かしがない。色も黄色っぽいし、2枚重ねてみると大きさも微妙に違う。ニセ札って案外ふつうに市中に出回ってるのかな。ちょっとビックリした。 ○某月某日の翌日 　銀行に持っていって、「ATMで受け付けてくれないんですけど、ひょっとして、これ、ニセ札じゃないですか」と訊いたら、「調べてみます」と言って、後ろの方に持っていってなんかぐじゃぐじゃやってたけど、結局、「お気の毒です。ニセ札でした。自分で警察に届けてください」と言われた。なんか銀行もいい加減だなあ。 ○某月某日の翌々日 　自分で警察に行くのめんどくさいので、社長に持っていってもらったところ、いろいろと質問されて調書とられたらしいが、最後に社長が「社員教育のために使いたいので持って帰っていいですか」と訊いたら、「どうぞ」と言われたらしい。それで、今、手許にあります。警察の対応にはビックリした。証拠品として押収しなくていいのか？ 焚火派のハチマキを締めて フセインのTシャツを着て 　12月11日、先月号に書いた「第2回府中ビエンナーレ ― 来るべき世界に ―」が始まったよ（2月27日まで/府中市美術館）。「桃色ゲリラ＋」代表の増山麗奈さんの作品（「わたし達の死の演技」）の一部にわしも写真みたいな死体の恰好をして参加してるよ（根気よく待たないとなかなか映らないけどね）。見に行ってね。 ロフトの黄色い看板がはじっこだけ写ってるなあ（笑） 　12月12日（日）、雨上がりの新宿歩行者天国に幅15メートルの反戦横断幕がデビューしたよ。どこかで見かけたら応援してね。

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