靖國再訪
午後、九段南の偕行社に所用ができて行ったので、帰りに靖國神社に寄ってみた。カメハメハ掲示板で享安山人さんが「鎮霊社」について書いていたので、どんなところか、と好奇心が湧いたのと、8月15日には参拝の人が大勢いて「招魂斎庭跡」の駐車場を確認できなかったからだ。
靖國神社社務所発行の「やすくに大百科 〜私たちの靖國神社〜」という無料の小冊子に「鎮霊社」について次のように書いてある。
靖國神社本殿に祀られていない方々の御霊と、世界各国すべての戦死者や戦争で亡くなられた方々の霊が祀られています。「御霊」と「霊」とどう違うのか気になる。
南門から入って、案内板で位置を確かめ、蝉時雨の木の下道を歩いて行った。いくつか記念碑のようなものが建っていたので、これかなあれかな、と近寄って説明を読むが、どれも違っている。そうこうするうちに、いつの間にか、反対側の神池庭園まで辿り着いてしまった。
さらに進むと相撲場や「招魂斎庭跡」の駐車場があった。ふむ、春の例大祭の奉納相撲ではここに6千人も収容されるのか、タダなら今度行ってみるかな、でも招待状が必要なのかな、「招魂斎庭跡」の駐車場って意外と閑散としてるんだな、などと思いながら、パチパチパチと写真を撮って、ぐるりと境内を1周まわった。
再度、南門の案内板のところまで戻った。先ほどの遊歩道を左右にさらに注意して進んでいった。右手に閉ざされた門があって、その向こうに社のようなものが見えた。遊歩道を林の中に分け入って、こっそりと塀の隙間から覗いてみた。左右に並んで小さな社が2つとさらに簡素な造作が1つ見える。右側の建物が元宮、真ん中の建物が「鎮霊社」だろうと見当をつけた。
それぞれの建物を1枚ずつ撮影したはずだったのだが、帰ってから確認すると、なぜか2枚しか撮れてなかった。暗いのと距離があるのとで、建物の案内板は読みとれなかった。写真が正しく「鎮霊社」かどうかは確認できていない。
「鎮霊社」には本殿の方からも行けるみたいだった。本殿に入るには記帳を求められる可能性があるので、近くまで行くのは諦めた。
小泉首相は8月13日に「鎮霊社」にも足を運んだのだろうか。
偕行社 | 神池庭園の鯉 | 鯉のエサ |
招魂斎庭の浄域 | 招魂斎庭跡の駐車場 | 招魂斎庭跡の案内板 (111KB) |
相撲場 | 鎮霊社(?) | 鎮霊社(?) |
# 「靖國神社ホームページ」→「靖國神社の概要・案内」→「境内の御案内」で「元宮」と「鎮霊社」の写真を確認できた。「元宮」には鳥居が立っているので、上の写真(下段中央)は「鎮霊社」に間違いないようだ。
2001年8月25日撮影